水の領域

瑞木理央(みずき・りお)の短歌と詩

2019-01-05から1日間の記事一覧

2016年後半の短歌

宿題を残したままで夏暮れて霧の向こうにあるはずの湖(うみ) 懐かしい玩具(おもちゃ)の声に微睡んで退化してゆくぼくらに繭を 古代都市遺跡にあそぶ縞猫の尾にきざまれた裏クロニクル * * * 秋三首。 運命は低いところが好きだから転がってゆくドング…